カウンセリングの限界

相互に読者登録(Amebaブログ)をさせて頂いている、

心の相談士 小林英司さんの記事です。

ご本人に了解を得てリンクさせて頂きました。

以下、引用です。

 

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クライアントがその事に対して悩みと感じていなかったり、
もう無理だと諦めていたり、

援助者であるセラピストやカウンセラーを信用しないで、

「私を今の大変な状態から脱け出させる事なんて誰も出来ない」と

思い込んでいる人がなんて多い事かと、

いつも驚きと共に非常に残念な気持ちになります。

カウンセリングで、適切なアプローチを受ける事が出来れば

その状況から脱け出す事も可能ですが、

クライアントが上記のように援助者を信用していなかったり、

無理だと諦めたりしていると

どんなに素晴らしい働きかけでも、クライアントの心には

一切響かないんですよね。


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カウンセリングは、

クライアントを不快にさせない聞き方・話し方、

 話の流れを読む力だとか、

クライアントは今何を考えていて、どういった事が希望なのかを

瞬時に読み取る事が大事なんですね。

 

援助者(カウンセラーやセラピスト)は、クライアント以上に

相手の事を理解して認めていなければ、

クライアントが真に望むものを提案出来ません。

 

ただ援助者側が、そういったスキルを持っていても、

クライアント自身が、

自分の心や身体の状態を認識出来ていなかったり、

考え方がそこまで追いついていなければ、

こちら側の提案もそのままスルーされて終わりになってしまいます。


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カウンセラー・クライアント様双方に、

相手を信じる気持ち、

まっすぐに向き合い取り組む姿勢、

そして真剣に考える過程

があってこそ、良いセッションになるのではと思います。

 

小林さんがカウンセリングをする際の心構えとして

挙げていらっしゃいますが、

 

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相手の話を理解して認めたうえで、

その人が望んでいそうだったり、

近い内容についてはたくさん提案をしていきます。

 

そうするとイメージですけど、

クライアントの頭の中でたくさんの

種が撒かれている状態なんですね。

 

僕が出来る事は、

クライアントの頭の中に種を撒く事だけです

 

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本当にその通りだと思います。

 

まず十分に受け止めて、

選択肢を添えてお相手にお返しすること。

そしてお相手のペースで、共に歩んでいくこと。

お相手の、本来持ち得る力を信じること。

 

それがカウンセラーの役割だと思っています。

 

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