Q.どうせわかってくれないだろうと斜に構えてしまう
A.あなたは、話そう、と思って来てくださっています。
それに対しカウンセラーは、
聴かせて頂きたい、と思ってお待ちしています。
だから、あなたのことを教えて頂き、
出来る限り心に寄り添って
一緒に考えていきたい、と思っているのです。
でも、もしあなたが「わかってもらえない」と信じ込んで、
本音とは違うことを言ってしまったり、
言いたいことが言えなかったりしたら、
カウンセラーの理解出来る範囲もその情報からになってしまいます。
もちろん、表情や仕草で「違うのかな・・」と
お察しすることもありますが・・・。
カウンセリングは、
カウンセラーとクライアント様の信頼関係が大前提で行われます。
カウンセラーには守秘義務もありますから秘密は守ります。
クライアント様が心にフタをしてしまったら、
大切な信頼関係が築きにくく、理解もしにくくなるのは事実です。
言いたくないことを無理に言う必要はありません。でも、
その時言いたいことは、正直に吐き出すくらいの気持ちで
お話しして頂けると、理解もしやすくなります。
でもね、いいのですよ。
たとえば1回受けてみて、心を開けなくても
あなたにとって、一歩踏み出したことは何かのきっかけになる
はずだと、私は思っています。
悔しいからもう1回受けて、さらけ出そう、とか
やっぱり無理だから思い切って友達に話してみよう、とか。
大切なのは、どうしたか、どうだったか、ではなくて
「本当に自分をどうにかしたいあなた」がそれをどう生かすか、です。